きものの品評会「十日町きものフェスタ2025」では、全国各地より多くの方にご来場いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
この度、多数の賞を受賞させていただきました。
これもひとえに、皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。
弊社の受賞作品をご紹介させていただきます。
■特別賞受賞作品
「経済産業省関東経済産業局長賞」【本桶®大㐂百花(たいきひゃっか)「琳派百花」振袖】染色工芸の技術を集約して創り上げた振袖です。
本桶®絞り染めを用いて構図を作り、手描友禅、引き染め、疋田絞り、金箔、刺繍を施しました。
飾ると華やかさが際立ちますが、着用するとすっきりとした印象を与え、着る人を優雅に引き立てます。

■部門賞受賞作品
紬部門「〈一社〉日本絹人繊維織物工業会長賞」【蔵家創柳庵「透彫」(とうちょう)訪問着】
創作素材 青柳独創
透かし彫りを染色品に活かす技術として、「透彫」(特許出願中)という新たな技法を開発しました。
透かし彫りの具体例としては、法隆寺の『玉虫厨子』忍冬唐草の透かし彫り金具や、縄文時代の火炎型土器などがあります。透かし彫りは多様な分野で用いられており、その理由は、涼やかさや洒脱な雰囲気を醸し出す技術であるからです。

留袖部門「十日町市長賞」【絞麗舎「日月山水図」】
室町時代に描かれた名宝「日月山水図屏風」を黒留袖に躍動感あふれる大胆な意匠で再現しました。精密な絞り技法と箔加工、さらに刺繍を施し、他に類いなき立体感を表現した作品です。

訪問着部門「十日町市長賞」【本桶®大㐂百花「琳派文様訪問着」】
著名な琳派の意匠を集めた作品です。本桶®絞り染めによる割り付けの中に、光琳や宗達の屏風絵や色紙絵のモチーフを配しました。手描友禅、金箔、刺繍を駆使した複合加工により、重厚に仕上げました。

訪問着部門「〈一社〉日本絹人繊維織物工業会長賞」【絞麗舎(こうらいしゃ)訪問着】
友禅染めと絞りを融合させ、現代的な色調で表現した訪問着です。単衣素材を丁寧に絞り上げることで立体感が生まれ、奥行きのある洒落きものに仕上げました。手描友禅、絞り、金箔を用いた複合加工により生み出された特別な作品です。

付下・着尺・羽織・コート部門「十日町市長賞」【絞麗舎(こうらいしゃ)マイセン広幅コート】
オリジナルの広幅素材を使用し、背縫いのないコートを創作しました。マイセンのスノーボールに魅せられ、その魅惑的な色相とスノーボールが醸し出す立体感を表現しました。スノーボールの立体感と華麗な花々は、青柳の絞り技術によって仕上げました。

■ユーザー賞受賞作品
紬部門「最優秀部門賞」【櫛引織り®訪問着】
素材 乱染め縦絣 櫛引織り®
16色の乱染めを施した糸とぜんまい糸を縦糸に組み、「櫛引織り®」の技法で仕上げました。
サラリとした感触を楽しむことができる創作素材に、櫛引織り®の技術を用いて模様を施し、現代的な色彩で染め上げました。

留袖部門「優秀賞」【絞麗舎(こうらいしゃ)「日月山水図」】
室町時代に描かれた名宝「日月山水図屏風」を黒留袖に躍動感あふれる大胆な意匠で再現しました。精密な絞り技法と箔加工、さらに刺繍を施し、他に類なき立体感を表現した作品です。

訪問着部門「優秀賞」【絞麗舎(こうらいしゃ)訪問着】
友禅染めと絞りを融合させ、現代的な色調で表現した訪問着です。単衣素材を丁寧に絞り上げることで立体感が生まれ、奥行きのある洒落きものに仕上げました。手描友禅、絞り、金箔を用いた複合加工により生み出された特別な作品です。

付下・着尺・羽織・コート部門「優秀賞」【蔵家 創柳庵「透彫(とうちょう)」着尺】
創作素材 青柳独創
透かし彫りを染色品に活かす技術として、「透彫」(特許出願中)という新たな技術を開発しました。透かし彫りの具体例としては、法隆寺の『玉虫厨子』に見られる忍冬唐草の透かし金具や、縄文時代の火炎型土器などがあります。透かし彫りは多様な分野で用いられており、その理由は、涼やかさや洒脱な雰囲気を醸し出す技術であるからです。

ご投票いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。