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美のふるさと十日町

十日町地域は、織物産地として1300年にも及ぶ永い歴史をもっています。
地域特有の自然と風土、特に全国屈指の豪雪地帯として
毎年平均2mの積雪があることも大きな特徴のひとつです。
年間を通じて風が少なく、
空気中の湿度が高い多湿地帯。
昼夜と年間の
湿度の変化が少ないという、
織物を扱うには極めて優れた
気象条件が揃っています。

雪どけ水による豊富な地下水は、
染色に好適な軟水で、
すばらしい発色効果を
もたらします。
雪こそが越後縮、
十日町織物の育ての親なのです。

十日町雪まつり

十日町市は、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。
第1回の雪まつりは、十日町文化協会が主催し、雪の芸術展や雪具供養の火の周りで十日町小唄を踊る雪中カーニバル、スキー駅伝大会などが主なイベント内容でした。このように日本で最初に住民が主体となって雪まつりを行ったことが「現代雪まつり発祥の地」の所以です。

十日町雪まつりの魅力は、市民手づくりの「雪の芸術作品」や温かいおもてなしが人気の「おまつりひろば」、音と光のスペクタクル「雪上カーニバル」です。2013年は、市内の各会場合わせて会期中の3日間で31万人と多くの来場者が訪れました。

終戦以降、製造が禁止されていた絹織物製品の生産が再開され、地元産地を元気にさせるような社会的、経済的状況のなかで生まれたこの雪まつりは、冬の厳しさも美しさも知り尽くし、雪に打ち克つ気概を持つ住民の「雪を友とし、雪を楽しむ」という発想が形になったものなのです。

<十日町市のサイトより抜粋・一部改変>

十日町きものまつり

きものの貸出しや着付けを行う「きものの里をきもので歩こう」やきもの掘り出し市、十日町きもの女王撮影会、きものパーティー、きものパレードなどのほか、十三詣りや稚児行列などの伝統行事も行われます。また当日は、十日町市の成人式も開催され、華やかな振り袖姿の新成人たちが街を闊歩します。

大地の芸術祭

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念としたアートを道しるべに里山を巡る新しい旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。