糊置き

型紙を使用して色糊(※1)を重ね、柄模様を彩色する捺染(※2)の加工をおこなう工程と、
手描友禅により彩色する為の糸目及びフセ糊(※3)置きをし、柄模様を防染する工程とがあります。

振袖等型友禅の1柄を構成する型紙枚数は約250枚~300枚。
色数は約30色で、1反あたりの加工期間は約一週間。

多種類の型紙があり、同等に使用する染料も多様なので、表現目的に応じた使い分けが要となります。
季節の寒暖、湿度で色糊は微妙に変化し、染め上がりの色感に影響するため、一定に保つ工夫が必要。まさしく職人技が光る工程です。

(※1)色糊とは…染料をもち米や糠などを原料とした糊に混ぜたもの

(※2)捺染とは…染料を糊にまぜて布などに直接すり付けて染めるもの。特に、型紙を用いて染料をすり込み、模様を表すもの

(※3)糸目及びフセ糊とは…柄模様の形を括る線を糸目と呼ぶ。フセ糊はもち米や糠等を原料とした糊であり、防染を目的としたもの

配色

引染