蒸し 水洗い

蒸し枠という針のついた木枠に生地を掛けますが、反物同士が接触しないよう細心の注意を払います。

蒸し箱の中に約100℃の蒸気を満たし、蒸し枠を入れ、蒸気の量を調整しながら約30分~50分。
蒸し時間は生地の種類や色の濃度、季節によって異なるため、
場合によっては繰り返しの作業になります。

美しく発色させるため、二度目以降の蒸しの場合、反物の上下を入れ替えて掛け直し、
蒸気が均一に当たるようにするのです。
蒸しによって染料を定着させた後、余分な糊材や助剤を水洗いする工程へ。

水を流しながら水槽の中に反物を入れ、糊分を柔らかくし剥離させるよう振り洗いやブラシを使って素早く手洗い。
しかし水洗が不十分だと、風合いや発色が変わってしまうため、
肉眼で染料や糊が落ちたように見えても、糸の内側や繊維の間の余分なものを全て流し出すまで、水を替え何度も水洗いします。