国宝 火焔土器

十日町には、縄文土器で最初の国宝が見つかった笹山遺跡があります。
笹山遺跡は信濃川右岸の河岸段丘上に位置します。

笹山遺跡の出土数は全国最多で、30個以上の火焔型土器が出土されており一遺跡あたりの出土状況は平均3~4個です。表面に描かれた文様は、一個の土器全体で一つの絵になっていることが多く、凹凸を巧みに利用したその技術の高さは、当時から十日町には美を追求する職人集団がいたことを物語ります。

文様の物語性として、土器は使用という実用性の他に飾る、見せるという働きを持っています。
これはきものにも通ずるところがあり、十日町という地で美を追求する心が脈々と受け継がれていたことが分かります。

<十日町市史より抜粋・一部改変>